【豆知識】りんごの旬・品種別 | resortdebali

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2023/06/06 09:02


りんごの旬・品種別

りんごにはさまざまな品種があり、早いものは8月ごろから、遅いものは11月ごろから収穫されます。

果実の熟成スピードが品種によって異なり、早い順に「極早生種」、「早生種」、「中生種」、「晩生種」と分類されています。収穫時期がそれぞれ違うため、品種によって旬の時期が異なります。

りんごの中でも7つの品種について、旬の時期や特徴をご紹介していきます。

ふじ

ふじは晩生種で、10月末〜11月上旬ごろに収穫時期を迎えます。果皮は褐紅色の縞模様が入っており、果肉はやや粗めで、シャキシャキとした食感が楽しめるのが特徴です。

甘味と酸味のバランスが良い味わいです。生産量はりんごの品種の中でもトップクラスで、青森県や長野県、福島県など多くの地域で生産されており、安定的に手に入りやすい品種です。

紅玉

紅玉は中生種で、10月中旬ごろに収穫時期を迎えます。名前の通り濃い紅色の果皮をしており、大きさは少し小ぶりなのが特徴です。

果肉はち密で甘酸っぱい味わいのため、お菓子や料理などに使用する品種として人気があります。主な生産地は青森県、長野県、山形県などです。

姫りんご

姫りんごは晩生種で、9月下旬〜11月ごろに収穫時期を迎えます。小さめのピンポン玉サイズの実がなり、可愛らしい見た目から食用だけでなく、観賞用としても人気がある品種です。

果皮は濃い紅色で、果肉はやや硬めです。食用の姫りんごは、甘味と酸味が強く、小さなサイズを生かして、まるまる1個の状態で製菓用として使用されることもあります。主に長野県で生産されています。

シナノスイート

シナノスイートは中生種で、10月中旬ごろに収穫時期を迎えます。果皮は紅色で、濃赤色の縦縞が表面に見られます。ジューシーで甘味が強い果肉が特徴で、サクサクとした食感も合わさり食味に優れているという特徴があります。

長野県が育成した品種で、長野県で多く生産されています。その他には青森県や、秋田県などで育てられています。

ジョナゴールド

ジョナゴールドは中生種で、10月中旬ごろに収穫時期を迎えます。円錐形をしており、果皮は黄色地に紅色が混ざり、紅色の縞模様が見られます。

果肉はち密で、甘味と酸味のバランスが良い品種で、ジュースなどの加工品にも用いられています。主な生産地は青森県や岩手県です。

王林(おうりん)

王林は晩生種で、10月末〜11月上旬ごろに収穫時期を迎えます。果皮は鮮やかな黄緑色をしており、果点と呼ばれる点々模様が目立つ見た目です。

果肉はやや硬めで、果汁が豊富なのが特徴で、酸味がほぼなく、甘味と香りが強いです。青りんごの中ではポピュラーな品種で、青森県、長野県、岩手県、山形県などさまざまな地域で生産されています。

シナノゴールド

シナノゴールドは晩生種で10月下旬〜11月上旬ごろに収穫時期を迎えます。少々大きめのサイズのりんごで、果皮は黄緑色で、熟していくにつれて黄色が強くなっていきます。

香り豊かで、果肉は果汁が多くジューシーで、糖度が高いのが特徴です。糖度は高いですが、十分な酸味もあるため、甘みだけでなく酸味のバランスも良い味わいになります。青森県、長野県、岩手県などで主に生産されています。